高麗人参の効果・効能・副作用を解説

byoumatiaa

高麗人参は、ウコギ科に属するオタネニンジンの一般的な名称で、漢方の分野では単純に人参と呼びます。形が人間の手足によく似ているために、人参という名称が与えられ、気を補う力が極めて強い生薬として珍重されるようになりました。神農本草経では上品に分類され、人参湯などの多くの漢方薬に配合されています。

漢方的な効能としては補気健脾になることが有名で、体力や気力を回復させるために用いられます。有効成分のジンセノサイドには、血流を促進したり、血糖値を下げるなどの効能があります。そのため、漢方では糖尿病の症状で苦しむ患者に対しても使われてきました。現代では抗糖尿病の効果が正確に確認されて、伝統的な薬効の再検証が行われました。

高麗人参は補気剤の代表格であるため、服用すれば気虚の状態が改善し、体全体の自然治癒力が高まります。補気剤として有名な補中益気湯では、主薬の黄耆の働きを助け、補気健脾の作用を強力にします。十全大補湯の場合でも、黄耆や白朮と一緒に気を補い、気血の巡りを調整する働きをします。

高麗人参を家庭で使う場合には、薬膳の方式に従って、補気の作用がある鶏肉と一緒に使うことがあります。韓国では参鶏湯という料理で使われて、スタミナ増強の効果を引き出しています。台湾では十全大補湯のスープを作ることが盛んで、高麗人参の成分を身近に吸収できる食文化が発達しています。

上薬に分類される高麗人参ですから、長期的に服用しても良いのですが、副作用が全くないわけでもありません。高麗人参は温性となるため、体力が極端に弱い人が服用すると、のぼせの症状を感じることがあります。あるいは、胃腸が極端に弱い人が使う場合にも、吐き気などの症状が出る場合があります。

体力が弱い人に対しては、最初には寒涼性の西洋人参を用いて、後から高麗人参を使う工夫もあります。韓国では野菜としても使われる食材ですから、極端に心配する必要はありませんが、使う場合には医師や薬剤師に相談することも大切です。

mizuipai7

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